NEC、上半期売上高が11.7%増、通期業績見通しを上方修正
NECは、2027年度上半期において、売上高が前年比で11.7%増の1兆7539億円を達成しました。この成長は、ITサービスおよび社会インフラ事業の好調に加え、最近買収したCSG Systems Internationalの貢献によるものです。期間中のNon-GAAP営業利益は1883億円に増加し、前年同期比で608億円増益となりました。
同社のITサービス部門は、BluStellarプラットフォームの拡大と収益性の改善により恩恵を受けました。社会インフラ部門も、航空宇宙・防衛、海洋システム分野の好調により引き続き堅調なパフォーマンスを示しました。CSGの業績が連結されたことも、売上高と利益の増加に大きく貢献しています。NECは通期業績見通しを修正し、Non-GAAP営業利益を4600億円と予測しています。これは、従来の4300億円から上方修正されたものです。
NECの財務状況は依然として堅調であり、主要な財務指標は改善を示しています。同社は、生成AIなどの分野への取り組みや、海底ケーブル市場におけるグローバルなプレゼンス拡大を強調しています。特に、1Pb/sの伝送能力を持つPetalシステムは、AIとクラウドコンピューティングの需要増加に対応するための重要な投資と位置付けられています。
今後、NECは海外ITサービス事業の強化と、技術革新による成長を目指しています。修正された通期業績見通しは、同社が変化する市場環境を乗り越え、株主価値を継続的に向上させる能力に対する自信を示しています。AIと大容量通信技術に焦点を当てた戦略は、グローバルテクノロジーセクターにおける新たな機会の獲得に貢献すると期待されます。